2008 July, Part 1_Tampa_Sarasota-2
さて、ニューヨークに移ってからのポール・ルドルフはイェール大学建築学科の建物が有名ですが、そんなコンクリート打ち放しのはつり仕上げに代表されるブルータリズム的な建築をつくる以前、むしろカリフォルニアのケーススタディハウスに代表されるような鉄骨造や木造でオープンプランの平屋の住宅を作っていた時代の作品があるのが、フロリダのサラソタとその近郊なのです。
残念ながら特徴的な屋根がハリケーンで飛ばされてしまったアンブレラ・ハウス。1953年。これは元はニューヨークでデザイナーだった人物が買い取り、リノベーションしていました。今ではその屋根も元通りに修理できたと聞きました。
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